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zoom RSS 「篠原涼子」×「しし座」

<<   作成日時 : 2015/08/31 15:21   >>

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私にとって、もっとも「しし座」のイメージを描きやすい世界的に有名な人物は、「指揮官」としての才があり「英雄」として世界中にその名を今もなお轟かせている「ナポレオン」です。ナポレオンほどの人だと、すでに神話化しているのでキャラクターの特徴を描きやすいですよね。

女性の「しし座」の場合であれば「王女」や「お姫様」といった風格を漂わせている人、あるいは現代的にいうと「さっそうと働く輝かしい女性」のイメージがわいてきます。いずれにせよ、「しし座」の影響を強く受けている女性の場合、リーダーシップもあるし、創造性もゆたか。いずれにせよ男性に服従する女性像は想像しづらいですね…。

たとえば20世紀を代表する世界的なデザイナーのココ・シャネル。彼女が生み出したスポーティーでシンプルなデザインの「シャネル・スーツ」は、ウーマンリブ運動によって女性の社会進出がめざましかったアメリカで熱狂的に受け入れられ、その人気は世界中に広がり、現在に至っています。


では、そろそろ日本に目を戻してみましょう…

たとえば日本人女優で「しし座」の典型的なエネルギーを発している「お姫様型」ということで目に浮かぶのは、少し前のことになりますが、『謎解きはディナーのあとで』における宝生麗子役を演じた「北川景子」さん。

主演・櫻井翔くんの冷静沈着な執事が発する「嬢様の目は節穴でございますか?」というちょっとコミカルなセリフが今でも蘇ってきます。こうした「しし座・お姫様バージョン」が機能するのは、常に下手にでる冷静な執事のような存在がいる場合のみ。命令に従う人がいないと、お嬢様パワーを発散できなくて、ブチ切れてしまわれるか、生気なくしおれてしまわれます。

その「しし座のブチ切れヴァージョン」は、キムタク主演の 『ヒーロー』 で同じく北川景子によるヤンキー上がりの検事補佐官役を見ていただけるとわかりやすいです。主張を受けとめてもらえずに彼女がキレる場面がたびたびあるからです。昔取った杵柄ということで、ヤンキーぶりを存分に発揮。わかってもらえなくてイラついて興奮したときの「しし座」のキャラ代表という感じがよく出ていて、たいへん好感がもてます笑。

「しし座」 は「火」 のサインなので、大激怒してもネチネチしていないのが特徴。「男前」 という言葉がぴったり当てはまるケースすらあります。たとえば、もと宝塚で男役だった「天海祐希」さん。『ボス』での彼女のボスぶりは、かっこよすぎて女性も男性も思わずうっとり…

さらに 「しし座」エネルギーがわかりやすく出ているのは、ドリームジャンボ宝くじ@テレビCMでお馴染みの「米倉涼子」 と 「原田泰造」の組み合わせ。この場合も 「しし座」の女王的・お嬢様的イメージが浮かびやすいです。いずれにせよ、従属関係がはっきりしているとき 「しし座」の輝きは倍増します。

「米倉涼子」さんは 『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』 シリーズで毎回、高視聴率をたたき出しています。序列だの派閥だのぐじゃぐじゃと狭い世界に閉じこもっている男性たちを 「わたし失敗しないので」 という絶対的な自信に裏付けられた名ゼリフで一括。 不可能と思われた困難な手術を次々に成功させていく彼女の雄々しい姿は痛快そのもの。もう「しし座」パワーをそのまま体現したようなお姿でございます。お見事!


さて、前振りがたいへん長くなりましたが、このような「光り輝くしし座女優群」のなかで、今回 ≪神々の人事≫にお招きしたのは、そんな 「しし座」 パワーを全身から発しておられる 「視聴率の女王」=「篠原涼子」さん。

いよいよ9月5日に 『アンフェア』 シリーズを締めくくる映画 『アンフェア the end』 が公開されます。


彼女は 『アネゴ』 『ハケンの品格』 『アンフェア』 などのドラマで主演を演じて大ヒットを飛ばし続け、2005年に、舞台で 『ハムレット』で 主役を演じた市村正親氏と結婚(彼女はハムレットの恋人、悲劇のヒロインであるオフィーリア役)。 私生活では2児の母親で幸せそのもの。まさに太陽のような生命力を感じさせてくれます。

篠原涼子:1973年8月13日生まれ (「しし座」に太陽と水星)


彼女の場合、「アネゴ」でも「ハケンの品格」でも「アンフェア」でも、女性が憧れるようなカッコイイ女性を演じておられますね。この3作品を見る限り、共通しているのは、強気で突進型のアネゴ肌というペルソナをもち、その一方で秘めた思いを抱きつつミステリアスな影が見え隠れする女性という「明暗」両面を持つキャラクター設定でしょうか。

その緊張感のなかで彼女独特の艶やかさがにじみ出て、周囲の男性らがいつのまにか彼女の虜になっていきます。声が甘くつやがあるので、どんなにとんがった乱暴な言葉をつかっても女性のかわいらしさや色気の方が逆に強く印象に残ります。

他の天体の配置の影響もあるのですが、彼女独特のこの「艶やかさ」は、他の天体の影響を統合していくときににじみ出てくる、つまり、あらゆる心の要素を「まとめ上げる力」によって、自然とこぼれ出てきたものです。それを可能にするのは年齢を追うごとに深まっていく人格の成熟した力といってもいいかもしれません。

「しし座」のような、いわゆる女王様気質をもっている人の場合、女王らしい中心の座を獲得できない環境に置かれると本人はとてもいらだち自信をなくしていきます。

そのような状態は、実のことをいえば「しし座」的気質に限ったことではなく、主観的な思いと社会的な立ち位置の間にあるバランスが崩れているときに、誰もが感じるであろう焦りや疎外感、孤独感に似ています。むろん 「しし座」の影響を強く受けていると、「主観性」を押し通したいと言う要求が他の人よりも強いため、逆境に陥ったときに焦りや苛立ちは感じやすいでしょう。


「篠原涼子」がすごいのは、誰もがもつであろうそういった 「影」の部分をより大きな生命力で抱え込んで、それぞれの役柄に即して艶やかに演じることができる点です。はちきれんばかりの野生を、一本の真紅のバラのなかに注ぎ込んで一気に美しく開花させるような技術をもっているということです。

彼女が視聴率の 「女王」たるゆえんは、アネゴであろうが、ハケン社員の凄腕であろうが、検挙率ナンバーワンの破天荒な敏腕刑事であろうが、その 「光」の目立つ部分だけの評価ではなくて、むしろ 「孤独」という「影」の部分の見せ方が多くの人の心を打つからなのではないかと思えるのです。どの役も 「孤独」を最後まで引き受ける 「勇気」とか 「潔さ」があります。見る人はそこに一種の共感と憧れを感じるのです。

「しし座」 には、その前のサインである 「かに座」で育まれた「共感能力」が内蔵されています。

自分を中心に猛進してしまうと単なる世間知らずのわがままなお嬢様になってしまいますが、もし、自分の 「しし座」衝動を自分なりに理解し、人のためにその衝動を活用したり(アネゴ)、範囲限定で趣味の世界として思い切り楽しむ(ハケンの品格)なら、そこに共感した人たちの心をつかむプロセスが活性化され、「しし座」の創造力をともなった真のリーダーシップを体現することができるようになります。

個人的な興奮を公共の内容にするには、それなりの技術やバランスが必要になるわけです。ポイントは「しし座」と、そこにすでに内臓されている「かに座」のあいだのバランスです。


篠田涼子が真の女王であることを決めたのも、実は彼女自身ではなく、彼女をそう認めた周囲の人々です。

これまでのドラマのなかでも同じ構造が見られます。彼女を支える周囲の人たち― 『アネゴ』では後輩の女性たちや10歳年下の彼、『ハケンの品格』 でも彼女に絶対的な信頼を置く信奉者たちが次々に現れます。

ドラマ 『アンフェア』において、雪平の上司が、彼女を誤解している男性に次のように言うセリフがあります。 「人前で絶対に涙を見せない。けど、泣いてるんだよ、本当は… 」

女王が人前で決して見せることのない「影」の部分。 それを理解している人が、重要な場面で 彼女を背後から支えます。

このドラマの最後には、職場の部下であり、同時に黒幕でもあった安藤 (瑛太)が、復讐相手である雪平に、女性としても人間としても惚れてしまっていたという真実が劇的に開示されます。事情をすべて知ったうえで、雪平が最後につぶやく「撃っていいよ」というセリフには、自分を殺そうとしていた安藤への究極の慈愛さえ感じられるのです。

その鼻っぱしの強さ、自由奔放な野生児的な勢いのある女性の、その心の奥に潜む 「共感能力」=「やさしさ」。それをずっと隠しておくことはできません。外側にもれでてしまうそうした内面は、台本には書けないでしょうし、たとえ、努力して表情に出そうと思っても思うように表現できるものではありません。

「孤独」や「苦しみ」があるからこそ 「光の世界」が味わい深く感じられるということを、時に 「しし座」のパワーは、私たちに教えてくれます。そのようなことは、占星術の教科書にはどこにも書かれていないけれど、「女王」 が真の 「女王」であるために必要な条件ということで考えれば、それはおのずと 逆説に満ちたものになります。


色々なインタビューから強く感じ取れるのは、幼くして母親を亡くした彼女は、男手ひとつで育てられるのですが、父親から本当の意味で愛されてきたということです。世に出て輝く前に、彼女はすでに十分すぎるほど孤独を、そしてそれを埋めるかのように愛されることの大切さを味わい尽くしていたのでしょう。

だからこそ、彼女の人格にはあらゆる方向性の異なるパワーを統合するだけの大切な素地が整っているのだと思います。それは世の中を成立させている基本材料である「光と闇」を上手に料理する力でもです。


これが 篠原涼子が、本当の意味で輝くことができる所以です。 「しし座」の鼻っぱしの強さと、内に秘めた「かに座」の慈愛を同時に表現するには、男性性と女性性を 同時に生きるというような 高度な課題が横たわっています。年をとればとるほど美しくなれる人というのは、そういうバランス感覚をもっている人なのだと思います。


2006年から始まり、恐らくシリーズを締めくくることになる 『アンフェア the end』 では、どんな苦しみや孤独が、彼女を 妖艶な光の世界へと誘ってくれるのでしょうか…。

今回 ついに最終的な 「闇」の正体が暴き出されるようです。その闇が、雪平を最高に輝かせる原因でもあるような、そんなパラドキシカルな内容を期待しつつ… 華々しく最後がどう飾られるのか、とても楽しみです。




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